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中国人観光客の自由旅行、事実上の解禁に意欲


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年5月20日_記事番号:T00015464

中国人観光客の自由旅行、事実上の解禁に意欲


 劉兆玄行政院長は19日、中国側が7月から台湾を観光する団体旅行客の最低人数を5人に引き下げる方針を打ち出したことについて、「中国人観光客の自由旅行解禁は既定の政策方向だ。中国側との交渉を通じ、すぐにも最低人数を2~3人まで引き下げることが可能だ」と述べた。20日付工商時報が伝えた。

 劉行政院長は、最低人数を2~3人まで引き下げれば、ほぼ自由旅行と変わらなくなると指摘。その上で、香港が中国本土の観光客による自由旅行を解禁した経験や治安面なども踏まえ、中国人観光客の1日当たり受け入れ人数を調整していく考えを示した。

 劉行政院長はまた、「中国人観光客数が急増すれば、旅行品質の低下は避けられず、問題が生じる可能性が高まる。その点に注意を払いたい」と語った。