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中華映管、4.5世代工場がフル稼働


ニュース 電子 作成日:2009年5月20日_記事番号:T00015477

中華映管、4.5世代工場がフル稼働

 
 中華映管(CPT)の邱創儀総経理は19日、中国をはじめとする海外ブランドからの携帯電話向け液晶パネルの受注が大幅に増加していることから、中小型パネルを生産する第4.5世代工場1基がフル稼働となっていることを明らかにした。同社の受注量は現在、稼働している生産能力を約30%上回っている状態だ。ただ、昨年末に停止したもう1基の第4.5世代工場を再稼働させる時期については、「受注量の超過が50%以上になった時点で検討する」との意向を示した。19日付経済日報が報じた。

 邱総経理によると、同社の中小型パネルの5月出荷量は、ドライバICの不足、および依然パネル価格が低い水準であるため一部受注を拒否していることなどから、4月と同水準か小幅増にとどまる見通しだ。

 同社は今年第1四半期、米国などへの輸出が大幅に増えたことにより黒字転換を果たした。パネル価格は5~6月に5~10米ドル上昇し、第3四半期にはコスト割れから脱却できると予測している。