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謝長廷氏、「玉皇宮」疑惑で証拠保全申し立て


ニュース 政治 作成日:2007年7月17日_記事番号:T00001549

謝長廷氏、「玉皇宮」疑惑で証拠保全申し立て


 民主進歩党(民進党)の総統候補、謝長廷氏が高雄市長在任中、道教寺院「玉皇宮」の違法建築撤去をめぐり不正な政治献金が受け取ったとされる疑惑で、謝氏陣営は16日、当時の証拠書類の保全を検察当局に申し立てた。検察当局が捜査を開始したことを受けた措置。

 同疑惑は2002年11月、当時の謝市長が玉皇宮の違法建築撤去を命じた後、撤去を阻止する目的で政治献金が謝氏陣営に贈られたとされるもので、検察当局は受託収賄の疑いも視野に捜査を進めている。撤去作業は8回に及ぶなど難航した。

 当時、謝氏の後援会は玉皇宮から280万台湾元の献金を受け、救急車2台を購入し、高雄市消防局に寄付するなどしていたが、謝氏陣営は、「撤去作業が遅れたのは、信徒らや議員らの妨害抗争によるもので、政治献金とは関係ない」として、真っ向から反論している。