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新型インフル、秋以降の感染防止に重点


ニュース 社会 作成日:2009年5月22日_記事番号:T00015514

新型インフル、秋以降の感染防止に重点

 
 台湾での新型インフルエンザ(H1N1)の感染者が21日新たに2人確認されたことを受けて葉金川行政院衛生署長は、「感染例はまだ増えると予想されるが、現在は天候が暑くなる時期であり、ウイルスの繁殖には不利だ。感染防止の重点は9月以降の秋冬になる」との認識を示した。22日付中国時報が伝えた。

 衛生署は抗インフルエンザ薬の備蓄量が全人口の10%分に過ぎない状況では不足だとして、行政院に第2準備金の支出を求め認められた。衛生署は日米の状況からみて、感染拡大は避けられないと判断。今後は拡大をできるだけ遅らせ、十分な対策準備期間を確保することに重点を置く。

 一方、馬英九総統は21日、台湾の薬品メーカーが9月末か10月初めには1,000万人分のワクチンを生産でき、抗インフルエンザ薬のタミフルの供給にも対応できるとの見通しを示した。