ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

通信業界の中台連携会議、台湾企業15社を指名


ニュース 電子 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015564

通信業界の中台連携会議、台湾企業15社を指名

 
 中台通信業界の連携に向けた「両岸通信橋渡し会議」が6月3日に台湾で開かれる。中国側は協力や調達に向けた商談相手として会議に招く台湾企業15社を指名した。25日付工商時報が伝えた。

 消息筋によると、中国側が示したのは、▽宏達国際電子(HTC)▽宏碁(エイサー)▽合勤科技(ザイセル・コミュニケーションズ)▽正文科技(ジェムテック・テクノロジー)▽智邦科技(アクトン・テクノロジー)▽東訊(テコム)──などで、商談分野は3G携帯電話端末、小型ノートパソコン、ネットワークカード、基地局、VDSL、DSLAMなどとなっている。

 中国からは通信設備大手3社の華為技術、中興通訊(ZTE)、大唐移動通信設備が幹部を派遣する予定で、このうち、華為とZTEは台湾企業をアフリカ、東南アジア、南米、インドなど新興市場向けのサプライチェーンに組み込むことを視野に入れている。

 市場関係者は成約額が300億~400億台湾元(約872億~1,163億円)に達する可能性があるとみている。