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インベンテック、ソフトウエア事業を本格化


ニュース 電子 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015565

インベンテック、ソフトウエア事業を本格化

 
 ノートパソコン受託製造、英業達(インベンテック)の邱全成ソフトウエア事業部総経理は、中国の上海付近にソフトウエア人材の実習・訓練センターを設置し、ソフトウエア開発の受託業務を強化することを明らかにした。今後2~3年内に同事業の売上高を全体の10%、300億台湾元(約870億円)規模とすることが目標だ。24日付工商時報が伝えた。

 邱総経理によると、同社のソフトウエア事業は20年の歴史を持ち、2007年にはソフトウエア開発組織の能力を評価するための国際的指標「CMMI(能力成熟度モデル統合)」で最高のレベル5を取得している。

 同社は今年、中英翻訳ソフトの「Dr.eye訳典通」で中国市場を開拓し、シェア55%の獲得を目指す。また、2012年には1億人に増えるとされる中国語学習市場の商機を狙い、「Dr.eye訳典通」のドイツ語版とフランス語版の開発にも取り組んでいる。

 ソフトウエア開発のアウトソーシング受注では、現在域内で10行以上を手掛けているインターネットバンク用ソフト開発で、中国や欧米、日本の顧客からの受注を目指すとしている。