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コンパルの5月ノート出荷、前月比10%減か【図】


ニュース 電子 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015566

コンパルの5月ノート出荷、前月比10%減か【図】

 
 ノートパソコン受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、このところの末端ノートPC需要の弱まりから、オフシーズンに当たる5月の出荷台数が前月比10%減の250万台になると市場で観測されている。23日付工商時報などが報じた。
 
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 コンパルは年初以降、出荷台数を順調に伸ばし、4月にはこれまで世界最大手だった広達電脳(クアンタ・コンピュータ)を抜き、5月も当初は4月の270万~280万台水準を維持すると予測されていた。

 ただ、クアンタの5月出荷台数が、4月と同水準の230万台と予想されていることから、コンパルは2カ月連続の出荷台数首位を維持できそうだ。

 一方で、コンパルの陳瑞聡総経理は、第2四半期の出荷台数を前期比15~20%増の770万台、クアンタの梁次震副董事長も同10%増の750万台と楽観視している。

 また、24日付経済日報は、今年は低価格ノートPC(ネットブック)の全世界における出荷規模が通年で3,000万台に上るとみられ、両社とも恩恵を受けると指摘している。特にコンパルはネットブック出荷でも世界最大手の座を獲得すると予測している。