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新型インフルで初の台湾内感染、予防策強化進む


ニュース 社会 作成日:2009年5月26日_記事番号:T00015571

新型インフルで初の台湾内感染、予防策強化進む

 
 25日、台湾内部で新型インフルエンザ(H1N1)の人から人への感染例が初めて確認され、対策本部に当たる中央流行疫病指揮センターが警戒レベルを「3級」へ引き上げたことに伴い、交通機関や小売業者など、各方面で予防強化が進んでいる。26日付蘋果日報が報じた。

 高速バスで既に運転手全員がマスクを着用しているほか、台湾鉄路(台鉄)も25日からすべての列車で消毒を行い、台湾高速鉄路(高鉄)はきょう26日から、従業員が業務エリアに入る際に検温を実施する。また、台北市政府交通局は25日、台北MRT(都市交通システム)、バス、タクシー業者に対し自主的に従業員の検温を行うよう通達した。

 さらに量販店の愛買(aマート)は、25日から全店舗で入店者に対する検温を実施し、発熱が確認されれば、医師の診察を受けるよう勧め、入店する場合はマスクの着用を求める。大潤発(RTマート)は26日から試食を中止、台北101は近く出入口に赤外線体温測定器を設置することを決めた。