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スチレンモノマー価格急騰、台化などに恩恵


ニュース 石油・化学 作成日:2009年5月26日_記事番号:T00015582

スチレンモノマー価格急騰、台化などに恩恵

 
 アジアのスチレンモノマー(SM)主要6社が定期点検に入り、市場価格が上昇していることで、台湾化学繊維、台湾スチレンモノマー、国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)などが恩恵を受ける見通しだ。26日付経済日報が伝えた。

 供給減少を受け、業界大手のダウ・ケミカルは6月1日からSMを原料とするABS樹脂の輸出価格を7.5%引き上げた。これに台湾の関連3社も追随する構えで、各社の第2四半期業績に値上げ効果が反映されるとみられる。

 市場では中国政府が農村への家電普及策として導入している「家電下郷」政策の影響で、ABS樹脂に対する需要が高まっていた。