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恩赦の薬物中毒者、すでに8人死亡


ニュース 社会 作成日:2007年7月18日_記事番号:T00001569

恩赦の薬物中毒者、すでに8人死亡

 
 今月16日からの大規模恩赦によって釈放された受刑者のうち、すでに8人が死亡しており、このうち7人は薬物中毒者で、釈放直後に薬物を摂取過しぎたことが原因とみられることが分かった。重体者も4人に上っている。治安の悪化を不安視する声も高く、恩赦の判断の是非が問われそうだ。

 警察当局では、釈放された受刑者らによる治安への影響について、今後3日間路上検問の強化などで対応する。なお、17日の晩になって各地の警察署に対し、釈放者リストに基づいて管理を行うよう指示するなど、対応には遅れがみられる。

 今回の恩赦には、殺人犯12人、強盗犯41人、窃盗犯37名など含まれており、市民をさらに不安にしているが、これらの受刑者が恩赦の対象になったのは、立法院での協議で「自首した者は恩赦の対象」と取り決めたためだ。