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馬英九氏のスキャンダル追及組織、民進党が立ち上げ


ニュース 政治 作成日:2007年7月18日_記事番号:T00001572

馬英九氏のスキャンダル追及組織、民進党が立ち上げ


 民主進歩党(民進党)の王幸男・立法院議員団幹事長は17日、来年の総統選挙を控え、中国国民党(国民党)の総統候補、馬英九氏に対するネガティブキャンペーンを強化するため、捜査対象にならなかった疑惑を追及する「スキャンダル摘発行動センター」を立ち上げ、9件の疑惑について検察に捜査を呼び掛けた。検察が謝長廷氏の金銭疑惑を捜査する姿勢を明らかにしたことを政治的判断と見た、対抗措置とみられる。中央社電などが伝えた。

 同党が疑惑として掲げたのは、ラジオ局「中国広播公司」をめぐる経営権譲渡取引、台北ドーム建設などに絡む疑惑9件で、記者会見後に最高検察署を訪れ、捜査着手を求めた。

 これに対し国民党の蘇俊賓スポークスマンは。「馬英九氏にはスキャンダルはない。民進党と謝陣営が馬英九氏に対するネガティブキャンペーンを展開するのは、焦点をそらすことが目的だ」と批判した。
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来年の総統選挙は、疑惑を抱えた者同士の戦いでもある(17日=中央社)