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台北市の中型ビジネスホテル、競争が激化


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年6月8日_記事番号:T00015800

台北市の中型ビジネスホテル、競争が激化

 
 台北市内では最近、立地条件が良く、一泊4,000台湾元(約1万2,000円)程度の中型ビジネスホテルのオープンが相次いており、海外のビジネス客をターゲットに競争が激化しそうだ。同ランクのホテルは、デザインにこだわり設備を充実させることで、晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)集団が展開する「捷絲旅(Just Sleep)」など、2,000~3,000元の低価格ホテルに対抗する構えだ。8日付工商時報が伝えた。

 きょう(8日)オープンする台北美侖大飯店(台北パークホテル、復興南路)の王敏儒協理によると、金融危機の影響による出張費の削減で、経済的でビジネス機能の充実したホテルが求められているという。また、先ごろプレオープンした台北伸適商旅旅館(ホテル・センス、林森北路)の陳彦勲董事長は「4,000元前後の宿泊料金は、欧米や日本のビジネス客にとっても魅力で、観光ホテルよりも客室稼働率の維持が容易だ」と語り、シェア拡大への意欲をみせた。

 このほか市内では、外食チェーンの海覇王企業集団も、南京東路の宴会場をホテル、城市商旅(シティ・スイーツ)に改装し年末から来年初頭にオープンする予定だ。