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高鉄駅周辺開発、桃園など3駅優先


ニュース 建設 作成日:2009年6月8日_記事番号:T00015801

高鉄駅周辺開発、桃園など3駅優先

 
 台湾高速鉄路(台湾高鉄)は5日、駅周辺開発に向けた全額出資子会社の設立を董事会で決議した。桃園、新竹、台中の3駅で優先して開発を進める。6日付聯合報が伝えた。

 コンセプトは桃園駅が「国際ビジネス都市」。新竹駅は「バイオ技術都市」、台中駅は「娯楽ショッピング都市」で、それぞれ周辺で計画されている航空都市、バイオ医学園区、カジノの開発計画と連携を図る。台湾高鉄は駅周辺開発で運賃以外の収入を確保し、経営の安定化につなげたい構えだ。

 台湾高鉄が保有する付属事業用地は合計で30.14ヘクタール。このうち、桃園駅周辺が8.55ヘクタール、新竹駅周辺が3.13ヘクタール、台中駅周辺が11.30ヘクタールで、来年以降順次進出企業を誘致する。誘致業種は展示施設、飲食店、レジャー・エンターテインメント、小売り、金融、通信、運輸、観光など。