ニュース 電子 作成日:2009年6月8日_記事番号:T00015803
遠東集団の徐旭東董事長は5日、速博(スパーク)ブランドで通信サービス事業を展開する新世紀資通に対する出資率拡大を進め、長期的には遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の下に統合する方針を明らかにした。実際の株式買収作業は中国の携帯電話キャリア大手、中国移動通信(チャイナ・モバイル)による遠伝への出資計画が完了して以降となるもようだ。6日付経済日報が伝えた。
新世紀資通の出資比率は遠東集団が47.33%を占めるほか、▽統一集団、8%▽中華開発金融控股、8.89%▽国泰人寿保険、2.67%▽台湾工業銀行、1.78%──となっている。
遠伝はこれまでにもシンガポール・テレコム(シングテル)が保有する新世紀資通の株式2割強を遠伝の新株と交換で取得、第1四半期には華新麗華(WALSIN)傘下の漢通創業投資と漢友創業投資から8万2,000株を買い戻している。
また新世紀資通は5日、累計赤字が145億台湾元(約438億円)余りに達したため、財務構造改善のため140億元(35%)の減資を実施することを株主総会で決定した。減資後の資本金は259億9,000万元となる見込み。
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