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愛之味、シンガポールYEO’Sと業務提携【表】


ニュース 食品 作成日:2009年6月9日_記事番号:T00015835

愛之味、シンガポールYEO’Sと業務提携【表】

 
 食品大手の愛之味は、シンガポールの食品大手で同国とマレーシアで最大の飲料シェアを誇るYEO’S(楊協成)と業務提携を進めている。9日付経済日報によるとYEO'Sは、既にサトウキビジュースや菊花茶など飲料の製造を、愛之味傘下の台湾第一生化科技(TBI)に委託しているほか、オートミール飲料「純濃燕麦」や麦茶など、愛之味ブランドの製品を導入して東南アジア市場で展開することも計画しているとみられる。
 
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 愛之味の中央研究所は高い研究開発(R&D)力を備えており、同社との提携によりYEO’Sは製品ラインナップ強化への貢献を期待しているとされる。

 TBIは愛之味が8割を出資し、台湾で最先端のペットボトルの冷却無菌充填ラインを持つ。現在、コカコーラや黒松、味丹企業(ベダン)など内外大手から製造を受託し、今後も受注製品の拡大が見込まれるという。愛之味は、「TBIが次に目指すのは、東南アジアおよび新興市場からの受託であり、YEO’S以外の企業とも積極的に商談を進めている」と強調した。