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遠東航空前董事長、保釈中に逃亡


ニュース 運輸 作成日:2009年6月10日_記事番号:T00015856

遠東航空前董事長、保釈中に逃亡

 
 経営破綻した遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)の会社資金23億台湾元(約68億円)を不正流用したとして起訴され、保釈中だった同社前董事長の崔湧被告が8日の法廷に出廷せず、逃亡した疑いが強まった。このため台北地裁は9日、保釈決定を取り消し、身柄拘束を命じた。10日付聯合報が伝えた。
 
 崔被告には弁護士も連絡が付かない状態で、警察によれば、自宅にも既に姿がなかったという。
 
 検察は昨年8月に崔被告に懲役18年を求刑したが、台北地裁は保釈金9,000万元で崔被告の保釈を認めた。検察側は、崔被告が海外資産の口座照会同意書への署名を拒否するなど取り調べに非協力的で、保釈金の額も求刑に見合わないなどとして保釈に異議を申し立てたが、却下されていた。