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国光石化のプラント計画、第2段階の環境評価実施へ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年6月10日_記事番号:T00015865

国光石化のプラント計画、第2段階の環境評価実施へ

 
 行政院環境保護署は9日、台湾中油傘下の国光石化科技(KPTC)が彰化県大城郷に建設を計画している大型石油化学プラントについて、環境影響評価小委員会による第1次審査を行ったが、計画内容が厳格さを欠いているなどとして、第2段階の環境影響評価を実施することを決議した。10日付工商時報が伝えた。

 国光石化の陳宝郎董事長は「手順に従って環境影響評価報告書を修正する。計画を断念することはない」と説明した。第2段階の環境影響評価は早ければ11月に実施される見通しだ。

 経済部工業局は当初から第2段階の環境影響評価の実施は避けられないと判断し、着工時期を来年3月に設定している。同局関係者は「既に第2次評価に必要な期間は考慮済みだ」と述べ、着工時期に遅れは出ないとの認識を示した。