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中国車輸入、クオータ制の導入検討【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年6月10日_記事番号:T00015870

中国車輸入、クオータ制の導入検討【表】

 
 中台間で両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の締結交渉推進が視野に入り、中国製自動車の台湾への輸入が解禁される見通しとなる中、経済部工業局はこのほど、自動車業界各社を招き、中国車の輸入にクオータ制を導入する構想を説明した。10日付工商時報が伝えた。
 
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 経済部工業局は業界に対し、中国車の輸入解禁に当たっては、世界貿易機関(WTO)加盟初年度にそれまでの輸入禁止国の日韓などからの輸入台数に1万台の上限を設けた例を挙げ、中国に関しても類似するクオータ制度の導入を図る考えを示した。台数については、台湾車の対中輸出も含め、中国側との交渉により決定するとした。

 また、中国車に関しては原産地証明を義務付け、東南アジアで生産した車の台湾への輸入を禁じる方針だ。