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パネル中堅各社の5月業績、部品不足で横ばい【表】


ニュース 電子 作成日:2009年6月10日_記事番号:T00015874

パネル中堅各社の5月業績、部品不足で横ばい【表】

 
 10日付電子時報によると、液晶パネル中堅各社の5月売上高は、ガラス基板やドライバICなど部品不足の影響で、前月から横ばい、または減少となった。
 
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 中華映管(CPT)の連結売上高は前月比0.8%増、前年同月比67.4%減の40億6,200万台湾元(約121億円)。大型パネルの出荷枚数は121万9,000枚で前月比0.1%減となった。同社は6月に見通しについて、パネル価格が引き続き上昇するため、部品不足も続くものの、業績は5月を上回ると説明している。

 瀚宇彩晶(ハンスター)は前月並みの42億7,600万元。大型液晶モニター用および自社ブランドHannsG向けのパネルの出荷枚数は89万5,000枚で、前月比2.2%減となった。中小型パネルは288万4,000枚で前月から23.8%増加した。同社は6月に業績見通しについて、深刻な不足状態に陥っているガラス基板の供給状況に左右されるとしている。

 群創光電(イノルックス・ディスプレイ)は122億2,800万元で、前月比3.9%減、前年同月比では16.44%減となった。パネル主要5社で5月に前月比減収になったのは同社のみだ。