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奇美電とAUO、LEDパネルで中国シェア拡大へ


ニュース 電子 作成日:2009年6月10日_記事番号:T00015875

奇美電とAUO、LEDパネルで中国シェア拡大へ

 
 液晶パネル大手の奇美電子(CMO)と友達光電(AUO)は、きょう(10日)から12日まで世界貿易センター1号館(台北市信義区)で開催される、台湾国際フラットパネルディスプレイ見本市(ディスプレイ台湾2009)に出展し、下半期に出荷予定の液晶テレビ向け発光ダイオード(LED)バックライトモジュール搭載パネルを展示する。中国政府による購入補助でLEDバックライト搭載型液晶テレビの普及の加速が予想され、台湾パネルメーカーは同製品の中国家電メーカーへの出荷を進めて、シェアのさらなる拡大に取り組むとみられる。10日付経済日報が伝えた。

 奇美電はLED採用製品のうち、初めて42インチフルハイビジョン(フルHD)パネルを展示する。厚さは従来の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)を採用した製品の3分の1だ。下半期から大型製品のすべてでLED製品を量産する。

 中国パネル市場では、中国のテレビメーカーが台湾企業からの調達を拡大した結果、台湾系パネルメーカのシェアが第1四半期、前年同期の35.6%から56.5%に上昇、韓国系は前年の46.2%から29.7%に下落した。