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中台金融覚書、締結時期が7月以降に 


ニュース 金融 作成日:2009年6月11日_記事番号:T00015886

中台金融覚書、締結時期が7月以降に 

 
 中台による金融監督協力に関する覚書の締結時期が当初予定の6月末以前から少なくとも7月まで延期される見通しとなった。これに伴い、台湾の金融機関の中国進出や中国資本による台湾株投資もややずれ込むことになりそうだ。11日付経済日報が伝えた。

 行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳冲主任委員は、「文書処理作業が遅れており、6月末までに覚書が締結できないことが確実になった」と語った。

 立法院財政委員会の所属議員は、締結直前のタイミングで訪中し、中国の銀行、保険、証券の各監督当局を表敬訪問する予定だ。

 10日の台湾株式市場では、覚書締結が遅れるとの情報で金融銘柄の株価に影響が出た。