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アジアワールド、28年の歴史に幕


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年6月11日_記事番号:T00015891

アジアワールド、28年の歴史に幕

 
 台北市南京東路と敦化北路の交差点にあるショッピングセンター、環亜生活購物広場(アジアワールド・ショッピング・モール)は10日、金属部品大手の勤美集団(CMP)への建物所有権の移転に伴い、28年間の営業に幕を閉じた。明日12日から7月24日まで、1台湾元(約3円)商品2,000件を売り出す「さよならセール」が行われる。勤美は来年第2四半期に改装を終え、新たなショッピングモール「勤美新天地」として展開する計画だ。11日付経済日報などが報じた。
 
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衣蝶、中興に続きかつての台北を代表する大型売場がまた一つ営業を終えた。シンボルだったASIA WORLDの文字も撤去された(10日=中央社) 
 
 勤美集団は傘下の璞真建設が1~2階と6~15階を取得。地下1~2階は勤美が買収した。買収総額は約70億元。3階から5階は中国人寿保険や個人オーナーの所有だが、今後は地下2階から7階を売り場として共同経営することで既に同意を得ている。8階以上はオフィスとして、企業の入居を募る。

 勤美は昨年5月、台中市西区に大型ショッピングモール「勤美誠品緑園道(パーク・レーン)」をオープンさせており、旧アジアワールドは同グループの2カ所目のショッピングセンターとなる。