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豊泰の越・印工場、ナイキシューズ生産能力拡充【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年6月11日_記事番号:T00015894

豊泰の越・印工場、ナイキシューズ生産能力拡充【表】

 
 ナイキのスポーツシューズ受託生産を手掛ける製靴大手の豊泰企業は、ベトナムに設立した傘下企業、Dona Standard Footwearでナイキシューズを生産するほか、インド工場でもナイキシューズの月産能力を、早ければ来年中に倍増させる方針を明らかにした。11日付工商時報が報じた。
 
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 豊泰のインド工場は昨年8月にナイキシューズの生産を開始し、昨年の出荷量は20万足だった。豊泰インド工場の陳昭吉総経理は、「当工場の今年5月の出荷量は25万足で、来年半ばには月産能力が50万足に達する」と語った。

 豊泰グループの王建弘総裁は、「インドとベトナムの新工場は今年下半期には単月で収益均衡を達成できる」との見通しを示した。

 なお、豊泰傘下のベトナム・Vung Tau Orient社におけるナイキのゴルフボール生産能力は既に月15万ダースに達しており、現在ナイキ製ゴルフボール全体の約30%を生産しているという。今後3年以内に40%まで拡大する見通しで、豊泰グループの売上高に占めるゴルフボールの割合も、昨年の1%から3%近くまで上昇する見込みだ。