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WiMAX事業者のLTE直接参入、NCCが容認か


ニュース 電子 作成日:2009年6月11日_記事番号:T00015902

WiMAX事業者のLTE直接参入、NCCが容認か

 
 交通部と国家通訊伝播委員会(NCC)は、次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の事業権を持つ6社が、WiMAXと並ぶ新規格として注目されるLTEに直接参入することを認める方向で検討している。11日付工商時報が伝えた。

 通信業界では、台湾でのLTEサービス導入時期が2011~12年になると見込んでいる。交通部とNCCは、WiMAX事業者が既存の周波数割り当てを利用し、事業計画書を変更する形で、LTEへの参入を図るのが望ましいとみている。

 NCC関係者は「業者がどんな技術で無線ブロードバンドサービスを行うかについて、監督機関としては意見がない。WiMAX事業者が申請したのはWiMAXサービスだが、もし将来的にLTEに参入したければ、NCCに事業計画書の変更を申請すればよい」と指摘した。

 こうした方針を受け、各社はWiMAX導入に際し、ソフトウエアをアップグレードすればLTEに移行可能な基地局設備を導入する方針を固めている。