ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

力覇系列の亜太固網、王又曽氏の破産申し立て


ニュース 社会 作成日:2007年7月19日_記事番号:T00001591

力覇系列の亜太固網、王又曽氏の破産申し立て


 力覇集団の総帥王又曽氏がグループ資産を横領し逃亡した事件で、系列の固定電話会社、亜太固網(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)の頼春田董事長は18日、台北地裁に王又曽氏夫婦の破産を申し立てた。中国時報(電子版)が伝えた。

 頼董事長は、王氏夫婦に対する複数の破産申し立て案件と同時に審理を進めるように要求。申し立ての理由については、「力覇、東森集団の不正な資金持ち出し疑惑の全貌を解明し、債権者の権利を確保するためだ」と説明した。

 担当弁護士は「王氏の逮捕を待っていれば、民事、刑事裁判の判決確定まで3~6年かかる。裁判所は王氏の破産を速やかに宣告し、刑事裁判と並行して賠償訴訟の審理を進め、債権者の損害を軽減すべきだ」と主張した。