ニュース 金融 作成日:2009年6月12日_記事番号:T00015922
悠遊カード公司と統一超商(プレジデント・チェーンストア)は11日、電子マネーカード「icash悠遊カード」の共同発行での提携を発表した。悠遊カード公司の「悠遊カード」は主に台北市の交通機関で1,600万枚、統一超商の「icashカード」はセブン-イレブンを中心に740万枚以上発行されており、両社の提携により、電子マネーカードの使用可能範囲が地域・業種ともに大きく拡大する見込みだ。「icash悠遊カード」は年末の発売を予定している。12日付聯合報が伝えた。
悠遊カード公司の連勝文董事長によると、同社は1月に立法院で、多業種で利用できる電子マネーの発行を銀行以外にも認める「電子票証発行管理条例」が可決されたことを受け、業界を越えた提携パートナーの模索に積極的に取り組んでいた。今後は金融監督管理委員会(金管会)の発行許可を待って、さらに多くの特約店を開拓していくとしている。
新しい「icash悠遊カード」は台北MRT(都市交通システム)や公共バス、セブン-イレブンやスターバックスなど統一超商傘下のチェーン店での支払いに使えるようになる。同カードは全土の統一超商傘下店舗で購入できるが、MRT各駅では従来の悠遊カードの販売のみとなる。
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