ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

馬英九陣営、検察官が調書不実記載と主張


ニュース 政治 作成日:2007年7月19日_記事番号:T00001593

馬英九陣営、検察官が調書不実記載と主張


 馬英九前台北市長による特別費支出疑惑をめぐり、検察官が台北市政府の会計担当者を取り調べた際、調書に事実と異なる記述を行った疑いがあるとして、馬陣営は18日、台北地裁に法廷での精査を求める意見書を提出した。

 馬陣営は、最高検察署汚職捜査班の侯寬仁検察官が会計担当者を取り調べた際、同担当者が「分からない」「忘れた」などと供述した部分が、「はい、間違いありません」などと記述されていたと主張している。馬陣営の弁護団は、検察の捜査が侯検察官を公文書不実記載などで告発することも視野に入れている。

 これに対し、民進党立法院党団(議員団)の王拓書記長は、「尋問記録はすべて当事者が閲読し、同意すれば署名することになっている。このため侯検察官の不実記載はあり得ず、総統選挙候補者である馬氏の罪をごまかすことを意図したものだ」と批判した。