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中国政府、台湾の銀行向け出資に6原則


ニュース 金融 作成日:2009年6月15日_記事番号:T00015951

中国政府、台湾の銀行向け出資に6原則

 
 中国政府はこのほど、中国の銀行が台湾の銀行に出資を行う際、▽銀行規模が大型・中型▽支店が北部に集中▽資産状況が健全▽イメージが良好▽経営が安定▽政治的色彩がない──という6つの原則を基に出資先の選定を行う方針を固めた。15日付経済日報が伝えた。

 消息筋によれば、出資の仲介を行う投資銀行が最近、中国政府からこれら原則の提示を受けたという。

 この条件に照らせば、▽中国信託金融控股▽富邦金融控股▽国泰金融控股▽永豊金融控股▽玉山金融控股──などが出資先の候補として考えられる。

 投資銀行関係者は「政治的な問題を避けるため、民間の金融機関を優先的に検討することになる」との見方を示した。