ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

重慶の有名軽食チェーン、台湾進出を検討


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年6月15日_記事番号:T00015955

重慶の有名軽食チェーン、台湾進出を検討

 
 15日付経済日報によると、中国・重慶の国有飲食企業「渝中商業発展有限公司(渝商発)」が、傘下の中華式軽食チェーン「呉抄手」や「丘二館」などの台湾進出を検討している。同社の金堅貞総経理によると、今年初頭に幹部を台湾に派遣して視察を進めたほか、8月にも再度組織的な視察を行い、台湾の業者と提携する形での事業展開を考えている。15日付経済日報が伝えた。

 渝商発は2006年に重慶の小洞天飲食集団や渝中区食品総公司、大同百貨が合併・再編された中国国有企業で、中華人民共和国成立当時から続く老舗など17ブランドを傘下に抱える。直営店を1店舗ずつ持つほか、フランチャイズ形式で加盟店を増やし、現在、拠点は100店舗以上、従業員は3,339人に上る。

 金総経理は、前回の視察で台湾人の食へのこだわり、多元的な文化の受け入れ度、国際化の進展度を評価し、市場潜在力の高さを見極めた。人材や給与水準、原料調達などについてはこれから理解を深めるとしている。