損害保険業界全体の上半期の保険料収入は、昨年同期比3.4％減の585億6,500万台湾元となり、600億元を下回った。項目別では自動車保険が7.2％減、任意保険が10.3％減など軒並み不調な中で、住宅火災保険と傷害保険はそれぞれ15％増と7.3％増とプラスだった。
保険料収入の首位は富邦産物保険の119億8,800万元で昨年同期比3.5％減だったものの、２位の三井住友海上グループ明台産物保険の54億600万元を大きく引き離した。昨年２位の友聯産物保険（ユニオン・インシュアランス）は力覇集団の不正会計事件の影響で、売上高を昨年同期比47.2％下げ、10位に転落した。19日付工商日報が伝えた。
