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台湾、来年にもMSCI先進国指数入りか


ニュース 金融 作成日:2009年6月17日_記事番号:T00016010

台湾、来年にもMSCI先進国指数入りか

 
 台湾証券取引所の薛琦董事長は16日、株価指数算定会社のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)から同日、台湾と韓国の扱いを来年にも「新興市場」から「先進市場」へと引き上げる方向で検討するとの連絡を受けたことを明らかにした。17日付聯合報が伝えた。

 先進市場への引き上げは、MSCI先進国指数(EAFE指数)に組み入れられることを意味し、同指数を基準とする機関投資家などから台湾株に数百億ドルの資金流入が期待できる。

 MSCIは16日未明、台湾と韓国について、MSCI先進国指数に組み入れるか否か検討を行い、来年6月に結論を出すと表明した。MSCIは今年からイスラエルを先進国指数に含めることを決めている。

 一方、主要株価指数のFTSEも昨年、台湾と韓国を「先進市場」に格上げすることを検討し、最終的に韓国だけを引き上げた経緯がある。