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肉まん老舗の天津「狗不理」、年内に台湾上陸へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年6月17日_記事番号:T00016011

肉まん老舗の天津「狗不理」、年内に台湾上陸へ

 
 米国のブッシュ前大統領や日本の田中角栄元首相が好んだという肉まんで知られ、150年の伝統を持つ中国の老舗、天津狗不理集団は年内に台中市で「狗不理」台湾1号店オープンする計画で、16日に台湾の大手製薬会社、建華連鎖集団と提携意向書を交わした。両社は合弁の狗不理台湾実業を設立し、狗不理が51%以上を出資する予定だ。17日付経済日報が伝えた。

 「狗不理」は「犬も食わない」という一風変わった名前で、中国では直営店とフランチャイズ方式で店舗展開している。食品工場や物流事業なども手掛け、昨年のブランド全体での売り上げは10億人民元(約29億3,000万円)に達している。

 狗不理集団の張彦森董事長は、数年にわたり台湾市場を視察した上で、台湾進出を決めたと語った。台湾店は天津から調理師を派遣し、同社が培った技術で調理を行い、肉まんと伝統料理を提供するとしている。