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中研院、万能ワクチン開発で成果


ニュース その他製造 作成日:2009年6月17日_記事番号:T00016015

中研院、万能ワクチン開発で成果

 
 中央研究院の翁啓恵院長の研究チームはこのほど、インフルエンザHAワクチンと肺がん、乳がん、大腸がん、卵巣がん、前立腺がんに効果が見込まれる「グローブH分子ワクチン」の開発に成功した。翁院長は「研究の最終目標は万能インフルエンザワクチンとがん予防ワクチンを開発することだ」と述べた。17日付工商時報が伝えた。

 翁院長は16日、第12回米州華人生物化学学会の国際シンポジウムに出席し、研究成果を明らかにした。翁院長は「万能ワクチンを開発すれば、インフルエンザが流行する季節に先立ちワクチンを接種する必要はなくなる。また、がん予防ワクチンの開発に成功すれば、特定のがんに対する免疫能力を持つことができる」と指摘した。

 翁院長らが開発したワクチンの製法は、現在各国で特許を申請している。