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中天生技、抗体データベース立ち上げへ 【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年6月17日_記事番号:T00016017

中天生技、抗体データベース立ち上げへ 【表】

 
 中天生物科技(マイクロバイオ)は16日、中央研究院が開発に当たった単一鎖抗体断片(scFv)技術を利用して、台湾で初めて抗体データベースの立ち上げに取り組むと発表した。データベースの完成後、これを利用して難易度の高いタンパク質薬物の研究開発(R&D)を行う。同社は「タンパク質薬物は世界の新薬開発の主流になっており、抗体データベースの立ち上げはR&Dに長期的なプラス効果を生む」とコメントした。17日付経済日報が報じた。
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 同社は新薬開発のための資金力を強化するため、資本金の18億台湾元から30億元(約88億円)に増額し、16日の株主総会で承認を受けた。

 同社は15日、開発中のがん治療新薬「MS-20」について今年末に行政院衛生署に新薬承認申請(NDA)を行うと発表している。第3期臨床試験を完了した新薬は同社初で、順調に来年に発売できれば、売上高に大きく貢献すると見込んでいる。