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中国化工集団、「チャンスあれば台湾に投資」


ニュース 石油・化学 作成日:2009年6月17日_記事番号:T00016019

中国化工集団、「チャンスあれば台湾に投資」

 
 中国大手の化学メーカー、中国化工集団(CHEMCHINA)の傅向東党委員会副書記は16日、今月末に開放される中国資本による台湾投資について「今はその件について話せない」としながらも、「よいチャンスがあれば必ず投資する」と意欲を示した。17日付経済日報が報じた。

 中国化工は、中国に118社、海外に4社の傘下企業を抱える中国国営企業で、特許など知的財産権の保有数は中国国営企業の中で4番目に多く、昨年の売上高は1,500億人民元(約2兆1,150億円)に達した。ここ数年海外展開に積極的で、アミノ酸大手サプライヤー・仏Adisseo社や、豪州最大のエチレンメーカー・ケノス社などを買収している。

 傘下の海外4社の売上高は昨年、グループ全体の30%を占め、そのうち1社が傘下企業の中で最高の利益を上げた。