ニュース 電子 作成日:2009年6月17日_記事番号:T00016027
設備大手、広運機械工程(ケンメック・メカニカル・エンジニアリング)は、液晶ディスプレイやタッチパネルの応用製品に用いられる接合技術に関し、米デュポン社からの技術移転を受けることで提携契約を締結した。広運は新技術で生産ラインを6月末までに2本、第3四半期までに40本を設置し、今後月間1億台湾元(約2億9,000万円)の業績貢献を見込んでいる。また、中国・蘇州工場にも100本のラインを設置する計画だ。17日付工商時報が伝えた。
従来の光学用接着剤などによる製品の歩留まり率が70%程度であるのに対し、新技術による製品の歩留まり率は98%以上となり、また視認性や輝度、耐熱性、耐衝撃性が高く、屋外で使用されるノートパソコンや携帯電話などのディスプレイにも適しているという。
広運電子事業群の南順発執行長(CEO)は、同社が液晶ディスプレイコントローラのEMS(電子機器受託生産サービス)や中小型電子製品のモジュールを手掛けてきた経験を生かし、研究開発(R&D)を重ねることで接合技術をさらに高めたいと語った。
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