ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LEDのオプトテック増資、日亜化・日立電線などが引き受け


ニュース 電子 作成日:2009年6月17日_記事番号:T00016031

LEDのオプトテック増資、日亜化・日立電線などが引き受け

 
 発光ダイオード(LED)の光磊科技(オプトテック)は、16日に開催した株主総会で、今後1年半に予定する生産能力拡充計画に備え、10億台湾元(約29億円)の第三者割当増資の実施を決議した。17日付自由時報によると、オプトテックは増資を3段階に分けて実施し、第1段階では日亜化学工業(本社・徳島県阿南市、小川英治社長)が10億円、日立電線(本社・東京都千代田区、今井光雄社長)が1億円を出資し、出資比率をそれぞれ8.7%、6.14%に引き上げる見込みだ。

 このほか、信越化学工業(本社・東京都千代田区、金川千尋社長)の現地子会社で、オプトテックのサプライヤーでもある信越光電も2,000万元(0.17%)を出資し初めて資本参加するもようだ。

 オプトテックは、今回の増資により、LED素子の月産能力を第3四半期内に3億個、年内に4億個まで拡大する考えだ。また、張垂権副総経理によると、日亜化学からの青色LED素子の受託製造を、現在の月産2億個から下半期には3億個にまで引き上げるとしている。