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福建省の金融規制緩和、福州とアモイで機能分担【表】


ニュース 金融 作成日:2009年6月18日_記事番号:T00016040

福建省の金融規制緩和、福州とアモイで機能分担【表】

 
 中台経済交流の緊密化に伴う金融規制緩和のモデル地域となる中国福建省は、省都福州市をオフショア金融拠点、アモイ市を中台の通貨決済拠点として位置づける方向で検討している。同省政府関係者は17日、中台で金融監督協力に関する覚書が結ばれた後、関連政策を発表すると述べた。18日付工商時報が報じた。 
T000160401

 
 同省の構想によれば、福州には保税区にオフショア金融センターが設置され、上海浦東開発銀行、招商銀行などの進出が見込まれている。アモイでは中台双方から1~2行が進出し、通貨決済業務を行うことが想定されている。既にアモイ市商業銀行に20%を間接出資している富邦金融控股は通貨決済業務への参入で優位に立った形だ。