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ジンテックと新日光、フル稼働間近


ニュース その他製造 作成日:2009年6月18日_記事番号:T00016047

ジンテックと新日光、フル稼働間近

 
 不況が続いていた太陽電池業界で、大手の昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)と新日光能源(ネオソーラーパワー)がフル稼働近くまで回復している。18日付経済日報が報じた。

 ジンテックはこのところ顧客からの受注が増えており、6月に入って竹南工場(苗栗県)は設備稼働率が20~25%上昇し、フル稼働に達した。観音工場(桃園県)もフル稼働が近い。また、現在の年産能力510メガワット(MW)を、来年第1四半期までに660MWまで増強する計画で、生産量は昨年の188MWから、今年250~300MWまで拡大させ、世界10位以内を目指す。

 新日光は、多結晶シリコン太陽電池で、太陽エネルギーを電気に変える変換効率16.8%に成功しており、粗利益率向上への貢献が期待できそうだ。

 最大手の茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)の設備稼働率も上昇傾向にあり、中国の昆山工場が既にフル稼働に達した。