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重慶力帆、台湾で部品調達先を開拓


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年6月18日_記事番号:T00016051

重慶力帆、台湾で部品調達先を開拓

 
 中国の自動車・バイクメーカー、重慶力帆の尹明善董事長は、高い技術力を持つ部品メーカーとの取引を求めて、今年台湾を訪問することを明らかにした。機会があれば合弁にも応じる意向だという。18日付経済日報が報じた。

 台湾市場への進出ついては、「台湾バイク市場は多くても年間販売台数が100万台余りと、中国に比べて規模が小さいため可能性は低い」と語った。

 同社は2003年に中国メーカーの部品を採用するまで、年間約1,000万米ドル分の部品を台湾から調達していた。

 尹董事長はまた、中国バイクメーカーのブランド戦略や大排気量バイクの製造技術は台湾に及ばないが、中国農村部で購入されるバイクの平均価格は約5,000人民元(約7万円)であるのに対し、三陽工業(SYM)や光陽工業(KYMCO)の製品は1万5,000人民元と約3倍で、中国では受け入れられないと指摘した。