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中華汽車の中国合弁メーカー、7月から量産へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年6月18日_記事番号:T00016053

中華汽車の中国合弁メーカー、7月から量産へ

 
 中華汽車工業と独ダイムラー、および中国の福建省汽車集団が合弁で中国に設立した、福建ダイムラー汽車工業は7月から量産を開始することが決定した。メルセデス・ベンツブランドの「ビアノ(VIANO)」や「ビトー(VITO)」などを生産、遅くとも10月には中国市場で発売し、来年1万~1万5,000台の販売を見込んでいる。18日付工商時報が伝えた。

 2億ユーロ(約267億円)を投じて設立された福建ダイムラー汽車は、中華汽車が6分の1を出資している。2003年から事業推進に着手していたが、中国の商務部の許可が07年まで下りず、量産開始は今年にずれ込んだ。中華汽車は工場建設や協力業者の選定を担当していた。

 福建ダイムラーは、10万人民元(約140万円)からの一般市場向け車種と、25万元以上の高級車を販売する。ダイムラーは福建ダイムラーをアジアでの乗用車生産基地と位置付けており、来年以降は中国だけでなく、インドや東南アジアへの輸出も計画している。