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一詮精密、米国でLED照明企業を設立


ニュース 電子 作成日:2009年6月18日_記事番号:T00016057

一詮精密、米国でLED照明企業を設立

 
 発光ダイオード(LED)用リードフレームの一詮精密工業はこのほど、中華系米国人実業家、胡兆明氏との合弁で、LED照明を手掛ける「ULED照明」を米国に設立した。周万順董事長によると、米国政府によるLED照明器具の普及促進政策を追い風に、5年内に米国市場でのシェア5%、売上高100億台湾元(約290億円)を目指す。18日付工商時報が伝えた。
 
 ULEDの資本金は現時点で300万米ドル、一詮は今後出資比率を4割とする予定だ。また、一詮は子会社の盛世光電が生産するLED照明製品を、ULEDを通じ米国で販売する。また盛世光電が採用するLEDチップは主に晶元光電(エピスター)から調達する計画だ。
 
 ULEDは、7月にもニューヨークとロサンゼルスにモデル拠点を設置してLED照明を展示し、下半期にかけてさらに拠点を増やす考えだ。また、カリフォルニア州の地下鉄や駐車場、トンネルなどにおけるLED照明器具調達での受注に向け、既に入札への参加を申請したという。