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力晶社債の転換価格交渉不調、全額決済株に指定へ


ニュース 電子 作成日:2009年6月18日_記事番号:T00016058

力晶社債の転換価格交渉不調、全額決済株に指定へ

 
 力晶半導体(PSC)は、18日に償還期限を迎える総額1億5,700万米ドルの海外転換社債について、債権者と株式転換価格の再設定に関する交渉を進めてきたが、最終期限の17日午後10時までに合意に至らず、同社株は19日から現物株式、現金による取引が義務付けられる「全額決済株」に指定される見通しとなった。18日付経済日報が報じた。

 これに先立ち、同社は社債保有者に40%を現金で償還、残る60%を新たに設定する転換価格で株式に転換することを提案していた。転換価格に関しては、6月19日から25日までの同社平均株価とする方向で、債権者との交渉を行ったが、全員の同意を得るには至らなかった。

 同社は交渉期限経過後も債権者との交渉を継続し、18日の株式取引開始前までに何らかの発表を行うとしていたが、同日午前時点で具体的な動きはない。