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エバー航空機長、女性乗務員の隠し録りで退職へ


ニュース 社会 作成日:2009年6月19日_記事番号:T00016067

エバー航空機長、女性乗務員の隠し録りで退職へ

 
 長栄航空(エバーエア)の機長が機内のトイレにデジタルビデオレコーダーを設置して女性乗務員の着替えを隠し録りしたことが発覚し、会社側から自主退職を命じられたことが分かった。19日付蘋果日報が報じた。

 事件が起きたのは6月15日、関西発台北行きのBR167便で、離陸前に機長と客室乗務員の女性5人が相次いでビジネスクラスのトイレで着替えを行った際、この機長が何度もトイレに行ったり、乗務員がトイレにいる時間がやや長くなったときに慌ててノックをしたりした。機長の挙動を不審に感じた乗務員がトイレ内を調べた際、ティッシュボックスの中にデジタルビデオレコーダーが仕込まれているのを見つけた。映っていた映像から機長のものと判断し、その場で隠し撮りを告発した。

 同社の聶国維副総経理は「大変遺憾だ」とコメントし、既に同社の人事評議会が機長に対し自主的に退職するよう命じたことを明らかにした。

 この機長は1995年入社の39歳で姓は「金」。ある同僚は「優秀な機長で、そんなばかなことをしたとは信じられない」と驚きを語った。