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今年の経済成長率、−3.46%に下方修正=中研院【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年6月19日_記事番号:T00016068

今年の経済成長率、−3.46%に下方修正=中研院【表】

 
 中央研究院経済研究所は18日、2009年の経済成長率予測をマイナス3.46%とし、08年12月時点の予測プラス0.56%から大幅な下方修正を行った。08年第3四半期から09年第2四半期まで4四半期連続でマイナス成長となる見通しであること、個人消費が落ち込んでいることを理由として挙げている。民間投資の成長率は、昨年のマイナス13.28%からマイナス23.97%へと悪化するという予測だ。19日付工商時報が伝えた。
 
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 行政院主計処は5月に今年の経済成長率についてマイナス4.25%という予測値を発表している。これよりは良好な数値となる理由について中研院は、貿易黒字の前年比減少率が3%にとどまること、および世界経済の段階的回復により、輸出の減退傾向が緩和することを挙げた。

 中研院は今後の見通しについて、今年の消費者物価上昇率はマイナス0.19%となり、失業率は今年第4四半期には改善を見込むが、新型インフルエンザなど不確定要素もあり、今後1、2年は内需不振から回復に向かう調整段階となるとしている。