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長庚医院、賽徳とC型肝炎新薬の臨床試験


ニュース その他製造 作成日:2009年6月19日_記事番号:T00016081

長庚医院、賽徳とC型肝炎新薬の臨床試験

 
 長庚紀念医院は18日までに、賽徳医薬科技(サイトファーム、台北県五股郷)と提携し、C型肝炎の再発防止効果がある経口式のインターフェロン新薬の第2期臨床試験を林口、基隆、高雄、嘉義にある系列病院で実施することを明らかにした。19日付工商時報が伝えた。

 新薬は賽徳が米アマリーリョ・バイオサイエンシズから極東地区の代理権を獲得したもので、C型肝炎の再発率を20%以下に抑制する効果が期待されている。賽徳は中国でも第2期臨床試験の実施を申請しており、今後福建省のアモイ長庚医院でも試験を行う構えだ。

 台湾には現在50万人のC型肝炎患者がおり、健康保険の適用対象となる現行のカクテル療法は治療費が高く、また副作用の可能性も高い上、投与を中止すると50%の確率で肝炎が再発している。