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クアンタ、6月は出荷首位に返り咲きか


ニュース 電子 作成日:2009年6月19日_記事番号:T00016086

クアンタ、6月は出荷首位に返り咲きか

 
 19日付工商時報によると、ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)はこのほど、米アップルのノートPC「MacBook(マックブック)」シリーズの他社に流れた受注を取り戻し、今年の発注約1,000万台分を独占することになりそうだ。HSBC証券の予測では、アップルのマックブックとヒューレット・パッカード(HP)の省電力CULVプラットフォーム搭載機種の受注で、6月の出荷台数は前月比52%増の350万台に達し、同1%増の250万台と予想される仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)から首位の座を奪還する見通しだ。

 クアンタは、これまで独占していたマックブックの受注の一部を他社に奪われたことや、部品不足などで出荷台数が落ち込み、今年4~5月、コンパルに初めて首位の座を譲っていた。

 クアンタは6月の出荷台数が最低300万台を超えれば、上半期の出荷台数が1,450万台に達してコンパルの1,410万台(予想)を上回り、上半期通期でも首位となる見込みだ。

 また第3四半期も、HPのコンシューマー向け機種の大量出荷が控えており、前期比20%増と順調な成長が予想されている。