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イノテラ、50ナノプロセス移行へ増資


ニュース 電子 作成日:2009年6月19日_記事番号:T00016091

イノテラ、50ナノプロセス移行へ増資

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は18日の株主総会で、300億台湾元(約880億円)以上(20億株以下)の増資計画が承認された。来年第1四半期までに資金調達を進め、現在のトレンチ型65ナノメートル製造プロセスを、スタック型50ナノプロセスへ移行する計画だ。19日付蘋果日報が伝えた。

 増資は国際預託証券(GDR)6億4,000万~8億株の発行および第三者割当で行われる。製造プロセス移行には、総額526億元ほどかかる見込みで、同社は増資実施のほか、6月末までに経済部工業局と行政院国家発展基金に投資計画を提出し、同基金からの出資を募る。

 連日昌イノテラ董事長によると、スタック型50ナノプロセスは提携パートナーの米マイクロン・テクノロジーから導入する。第3四半期にテスト生産を開始し、第4四半期から来年第1四半期にかけ顧客の認証を受ける計画で、生産効率は現在の2倍に上昇する見込みだという。