ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国人の医療観光ツアー、第1団が来台


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年6月22日_記事番号:T00016107

中国人の医療観光ツアー、第1団が来台

 
 健康診断を日程に含む、中国からの台湾観光ツアー第1団が21日、台湾に到着した。今回のメディカルツーリズム(医療観光)は、新光呉火獅紀念医院、国泰総合医院など13の病院が中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)の協力を受け、中国広州の台湾企業出資による錫安医療健康管理センターと今年3月に契約を結び、実現したもの。錫安の林懐董事長は、年内に10~20団体が訪台し、数億台湾元(1元=約2.9円)の収益をもたらすと期待している。22日付蘋果日報が報じた。
T000161071

中国にない最新の医療機器で検査が受けられることや、待合室の快適さなど、費用は中国より高いがサービスが良いという評価が参加者から出ている(22日=中央社)

 今回の参加者30人は、台北101ビル、日月潭(南投県)、西子湾(高雄市)などの観光地を訪れるほか、指定病院のいずれかで磁気共鳴画像(MRI)やコンピューター断層撮影(CT)による脳血管や心臓血管の検査を受ける。料金は5泊6日で1人1万2,000人民元(約17万円)と、費用は通常のツアーの約2倍。ツアー参加者の平均年収は200~300万台湾元だという。