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佳龍科技と小島化学、プラチナ回収・精製で合弁


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年6月22日_記事番号:T00016116

佳龍科技と小島化学、プラチナ回収・精製で合弁

 
 貴金属回収の佳龍科技工程(スーパードラゴン・テクノロジー)は、小島化学薬品(本社・埼玉県狭山市、五木田春夫社長)と、合弁会社を設立してプラチナのリサイクル・精製市場に進出する覚書を交わした。合弁会社は早ければ第3四半期に設立予定で資本金は1億台湾元(約2億9,000万円)、出資比率は佳龍6対小島化学4となる。22日付工商時報が報じた。

 今年7月で創設100周年を迎える小島化学は、金のほかプラチナ、パラジウム、ロジウム、ルテニウムなど貴金属の回収・精製を手掛け、特にプラチナ触媒の分野では日本をリードする地位にある。同社にとって今回の提携は初めての海外投資で、将来的には共同での中国進出の可能性もあるとしている。

 佳龍科技の呉界欣総経理は、「ロンドン貴金属市場協会(LBMA)および日本金地金流通協会(JGMA)の認証取得を進める同社にとって、小島との提携はプラスとなる」と話し、「できるだけ早くプラチナ精製ラインを設置したい」と語った。